2016年 11月 19日
まずは錆び落としから! |
重い腰を上げてママチャリのメンテナンスを始める。
自分の腰どころかママチャリって重いですよね・・・(笑)
18キロくらいあるんではないだろうか・・・。
ダメ元と勢いで作業を始めていたので画像は無しです。
僕のママチャリの状態は、言葉で説明すると
駅前の駐輪場によくある『使い古した錆びたボロいママチャリ』である。
ホムセンで14年前に¥19,800で購入。
当時のうたい文句は『アルミフレーム6段変速で軽量シティーサイクル』
けれど重い・・・・、鉄製よりは軽いにだろうか・・・。
アルミフレームとあるだけにフレームの錆は無い。
全体的なメッキパーツは全て錆びだらけ。
スポークは錆び錆びだけれどリムの錆はなし。
まずは錆び落としから!
今にも折れるんでは無いかと思うほどのサビつき具合。
#600耐水ペーパーで磨いて行くとそれなりに錆びが落ちてゆきます。
(手がドロドロなので画像なし)
根気強く錆びを落としほどほど綺麗になったところで今回はクリアーで塗装しました!
基本屋外駐車なのでほっておくとすぐに錆びます。
これでしばらくは大丈夫でしょう。
気になる箇所の錆びを耐水ペーパーやワイヤブラシで落とし行くと
ボロい自転車がみるみる見違えてきます。
フレームや泥除けなどの塗装面の汚れを落とし
コンパウンドで磨くとツヤが蘇り、手間はかかりますがその変貌ぶりは面白いです。
錆びを落としたメッキパーツは手持ちのクリアーとシルバーで塗装しました。
塗装が乾き、組付けて行くとだいぶパリッとしてきます!!!
そして駆動系です。
ママチャリ『シティーサイクル』系って大変ですね!!!
普段『ロードやクロス』に慣れてしまうとパーツ構成が複雑で
特に後輪を外すだけで一苦労です。
クイック一つでポンとは行きません。
一先ず、前輪・後輪のハブベアリングをチェック!
はっきり言ってドロッドロです・・・・・・・。
さすがに14年間の月日を感じます。
前輪は玉当たりがゆるく、走行中に少し異音が出ていました。
後輪は回りが渋い感じでゴリゴリしています。
前・後のハブをオーバーホールします。
一つビックリしたのは前輪のハブダイナモです。
買った当初は走行すれば発電し何て便利なんだろと思っていたけれど・・
指でハブの軸を回してみたら硬いのなんのって!!!!
ダイナモの磁石がとても強くゴリゴリしていて指では回せません。
玉当たりのクリアランス調整の加減が難しく何度も当たりを調整し、
キツくなくユルくなく最後は感です。
後輪は、カセットスプロケットを外す工具がないので
ブレーキドラム側の軸受けを外しスプロケ側からシャフトを抜き
ベアリングの当たり面をパーツクリーナとウエスで掃除。
前・後のベアリングと軸受けを綺麗に洗浄し新しいグリスを充塡。
幸いなことにベアリングや軸受けに致命的な傷や変形な箇所はありません。
後輪のタイヤとチューブを外し一先ずパンクをチェックする。
バケツに水を貯めてチューブを部分的に浸して行く
するとタイヤの路面接地面に小さな気泡がプクプクと!
まるでシャンパーンのグラスから小さな出る泡のように出てきました。
これが、悩まされたユル〜いエア漏れの元凶です。
(これのおかげで楽しいことになって行くのだが・・・)
パンク修理も済ませ車輪を取り付けていざ試走です。
すると!
なんと〜!!
もの凄〜〜く、気持ち良〜〜〜〜く、走る!!!
今までが『ガタガタでボロボロ』でしたので尚更なんでしょうけど。
とても気持ち良く走ります。
見た目も、ボロいママチャリからパリッとしています。
『愛着もあるしこれ直すかな!』
by inak100rs
| 2016-11-19 16:53
| 自転車